どうも、モリモリです(@m_SideFIRE )
自分はHSPに当てはまりそうだけど、やっぱり違うかも…。
色んなことにチャレンジしたいし、そこまで繊細じゃない気がする…。
でも、外出すると急に疲れて帰りたくなって一人の時間で癒されたいし…。
自分がわからない…。
そう考えているあなたは、刺激追求型で内向的なHSS型HSP(隠れ繊細さん)かもしれません。
周りから変わっていると言われるし、自分の考え方を共感してもらえない…。
周りと違っていることに生きづらさを感じていて自分に自信が持てない…。
あなたのこんな悩みに答えます。
実はこの悩み、天才肌と言われているHSS型HSPの特徴を理解して、自分への理解が深まれば、素晴らしい長所があることがわかり、自己受容して生きることができるようになるんです。
なぜなら、HSS型HSPの長所を知ることで、HSS型HSPのあなたも価値ある人間だと思えるようになり、自分に自信を持てるからです。
私自身も強度のHSS型HSP気質を持っていて、この気質と40年以上付き合っています。
- 色々なことにチャレンジしたり、色んな場所に行ってみたいけど、刺激を受けると疲れてしまう。
- 活動した後は、早く家に帰って一人の時間で回復させたい。
- 休んだ後は、疲れるとわかっていても、また刺激がほしくなる。
HSS型HSPとは、このような一見すると矛盾する気質をもっています。
その他、HSS型HSPは自己肯定感が低くなりがちな理由と、自己肯定感を高めて生きていくコツについても解説しています。
この記事を読めば、自分への理解が深まり、自己受容をすることができるようになって、自分には価値があると思えるようになり、自分に自信をもって生きることができるようになります。
- 結論:HSS型HSPが天才肌と言われる理由
-
- 多くの情報を吸収する
- 飽きっぽいけど、常に思考を巡らせているので、点と点が結びつき、自分なりの答えが生まれる
- 頭に入れた情報を深く分析して、先のこと、未来のことを考える
- その結果、次から次へとやりたいことが生まれる
- さらにはいままで経験した分野と融合させて、自分の強みにできる。
これがHSS型HSPが天才と言われる理由を簡単に説明したものになります。
それでは、詳しく見ていきましょう。
HSS型HSPとは:刺激を追求する繊細さん
HSS型HSPとはどんな気質なのかをまずは見てみましょう。
HSSとは「High Sensation Seeking(ハイ・センセーション・シーキング)」の略称で、刺激追求型HSPと呼ばれています。
HSS型HSPの割合は、全人口の約6%に該当します。
HSPは物静かで、おとなしい人というイメージが一般的ですが、HSS型HSPは物静かとは真逆のタイプです。
活発で、一人旅が好き。
好奇心が旺盛なのに、実は傷つきやすい。
このように、強い好奇心としての「アクセル」とHSPらしい内向的で慎重な「ブレーキ」をあわせもつ特性があります。
HSS型HSPの研究者であるトレイシー・クーパー博士は、HSS型HSPの特徴として
- スリルを求める
- 真新しい経験を求める
- 抑制を嫌う
- 退屈を嫌う
の4つを挙げています。
以上がHSS型HSPの特徴です。
そして、HSS型HSPは、次のような長所をもっています。
具体的な特徴は以下のとおり。
- 大胆なのに繊細
- 元気で活発だけど、ふとしたことで傷つきやすい
- ちょっとした相手とのやりとりを思い出してクヨクヨ悩む
- 外出も好きだけど、家に帰るとドッと疲れてしまう
- 自虐ネタで笑いを取りにいくも、いじられすぎて凹む
- 興味があることには時間を忘れて没頭するが、とりかかるまでが慎重
- のめり込んだら集中して取り組むが、目標達成まであと一歩のところでやめてしまう
- 完璧主義なのに、極めたものがない
- 未知のものへの好奇心はめちゃくちゃ強いが、一回やったことには興味が薄れる
- 大胆なのに繊細
- 元気で活発だけど、ふとしたことで傷つきやすい
- ちょっとした相手とのやりとりを思い出してクヨクヨ悩む
- 外出も好きだけど、家に帰るとドッと疲れてしまう
- 自虐ネタで笑いを取りにいくも、いじられすぎて凹む
- 興味があることには時間を忘れて没頭するが、とりかかるまでが慎重
- のめり込んだら集中して取り組むが、目標達成まであと一歩のところでやめてしまう
- 完璧主義なのに、極めたものがない
- 未知のものへの好奇心はめちゃくちゃ強いが、一回やったことには興味が薄れる
矛盾している部分が多いので、自分でも自分がわからなくなってしまうんです。
「自分もHSS型HSPかもしれない」と思ったら、こちらのエレイン・アーロン博士によるHSS型HSPの自己診断に答えてみてください。
HSS型HSPが天才肌と言われる理由(時に変人とも言われる)
HSS型HSPは、
- HSS気質によって刺激を追求し、興味のわいた分野にとびついて、多くの情報を一気に調べて吸収する
- HSS気質によって刺激を追求するが、飽きっぽく、すぐに別の分野に飛び移る
- HSP気質によって深く物事を考え、常に思考を巡らせているため、様々な分野で学んだことが点と点として結びつき、自分なりの答えが生まれる
このような特徴をもっているため、その結果、
多くの情報を吸収し、深く分析して先のこと、未来を考える。
その結果、次から次へとやりたいことが生まれ、さらにはいままで経験した分野と融合させて、自分の強みにできる。
これがHSS型HSPが天才と呼ばれる理由です。
このような長所をもっているため、非HSPの人からは、
色んなことを詳しく知っているし、先のことまで想定している!!
と見えるんです。
- これは、刺激を追求する気質があるため、好奇心が強く多くの分野を経験することに基づきます。
- そして、深く物事を考える気質から、多くの分野での経験を融合させ、それに基づいて慎重に今後のことを予測する。
こういったHSS気質とHSP気質のあわせ技なのです。
HSS型HSP気質をもつあなたは、普段からささいなことにもよく気がつき、現在の状況を過去の経験に照らし合わせ、深く考えて未来への最適な選択肢を選んで生きてきたはず。
これこそが、HSS型HSPが自信をもって生きていくために知っておいてほしい、自分自身の特性です。
豊富な知識と行動力の他にも、共感力が高いため、相手が言わなくても気持ちを察することができます。
しかし、基本ネガティブなので、ちょっとしたことを最悪の事態の始まりと勝手に思い込んで、妄想が暴走。
パニックに陥ってしまうこともあります。
相手の気持ちを察することは出来ても、実際にどう考えているかはわからない部分があるということも忘れずにいましょう。
HSS型HSPの才能の活かし方
ここからは、HSS型HSPの才能の活かし方について説明していきます。
普段は、周りに同じような感性をもった人がいないため「自分は周りと違う…」と自己肯定感が低くなりがち。
そんなHSS型HSPですが、少数派ゆえの他にはない魅力をたくさんもっています。
新しい分野に挑戦することができる
HSS型HSP気質なら、普通なら尻込みしてしまうような、未経験の分野についても、積極的に飛び込んでいくことができます。
これは、新しい経験を積むという点で、とても素晴らしい才能です。
自分の安全地帯(コンフォートゾーン)から出るのは怖いんですが、HSS型HSP気質なら、興味をもったことには目いっぱいのめり込んいくことができるんです。
ただ、慎重な面もあるので、実際に行動に移すまえには、入念な下調べをします。
下調べをした結果、大丈夫と判断したら、周りがついてこられないくらい、暴走気味に突っ走ってしまうので、そこはホドホドに。
失敗をおそれて何も行動できない人が多い中で、果敢にチャンレジする才能をもっています。
HSS型HSPはマルチポテンシャライト
HSS型HSPの次々に刺激を追求する飽きっぽい気質は、マルチポテンシャライトと言われます。
さまざまなことに興味をもち、多くのことを創造的に探究する人
HSS型HSP気質をもつあなたは、
新しい分野に飛び込んで、どっぷりとハマり、あらゆる情報をむさぼるように夢中になって吸収し、いくつかの課題をクリアする。
ところが、何カ月か何年か経つと、不思議と興味が薄れてきて、また別のワクワクする分野に飛び移る。
そして、このパターンを繰り返す。
これがマルチポテンシャライトの特徴です。
私も、2年くらいで仕事に飽きてしまいます。
子供の頃、RPGゲームをやっていても、レベル30を過ぎたころで、急に興味がなくなって止めてしまうことがありました。
これがHSS型HSPの特徴であるなら、
すぐに飽きて、いろんな分野を飛び回っていないと満足できないなら、私は成功できないのでは…?
何かに打ち込んだり、最後までやり通せない人間で、どこかおかしいのでは…?
と思うかもしれませんが、これこそがHSS型HSPが天才肌と言われる最大の理由です。
一つのことを極めることができないという点は、世間から見れば一つのことに打ち込めないという欠陥を抱えた怠け者と見られてしまいます。
世間の常識では、多くのことに手を出せば一流になれず、結局は二流で終わる器用貧乏。
一つのことに打ち込むスペシャリスト、職人が素晴らしいという考え方が大半です。
しかし、HSS型HSPは、一流ではないから二流とは限りません。
ある分野でそれなりに腕を上げ、そこに創造性と情熱を注ぎこめば、目を見張るような素晴らしい結果を残すことが出来るのです。
スペシャリストは、一つの分野に秀でていますが、マルチポテンシャライトは、いくつかの分野を融合させて活躍することができるのが強み。
- 複数のコンセプトを組み合わせて、それがお互いに交わる分野で新しいものを生み出せる。活躍できる視点が多く、一人の中に問題解決の多彩な顔ぶれが揃っている。
- 学習速度が速い。一度初心者になっても次のことをすぐにマスターできる。魅力を感じることには、熱心に取り組める。新しい分野を追求する時、以前学んだ分野の経験が活きている。未知のものにひるまず挑戦できる。
- 適応能力が高く、さまざまな状況や役割を楽しめる。
- 多彩な経験があるから、さまざまな分野の人とつながれる。色々な分野の人たちの間で橋渡しの役割ができる。
HSS型HSPは、一つの分野を極めようとするのではなく、興味の赴くまま刺激を探求し、この特別な力を発揮させていきましょう。
- アリストテレスは哲学者になる前は医者でした。
- ベンジャミン・フランクリンは政治家で、多くの職歴を持ち、避雷針や遠近両用メガネを発明。
- レオナルド・ダ・ヴィンチは優れた芸術家で、発明家で、数学者でもありました。
HSS型HSPの気質がもつマルチポテンシャライトという特性は、クリエイティブで、常識にとらわれずに、素早くいろんなことを学ぶことができます。
その過程で得た豊富な知識と瞬発力によって変化の激しい時代にも対応することができる。
このもって生まれた資質を使えば、自分の人生を充実したものにして、不安に打ち勝って自信をもっていきていくことができるんです。
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HSS型HSPには仕事の才能がある
HSS型HSP気質をもつあなたには、仕事の才能があります。
例えば、
- 人が気づいていないことに気がついて、先回りしてスムーズに進めたり、お客さんが喜ぶことがわかる
- 慣れてくれば、速く、キレイにクオリティも高く処理できる
- 相手の要望を素早くつかんで、必要なことに対応できる
- 疲れていなければ先読みが当たる
- こうしたらもっと良い、こんな感じもどうだろう、という改善点の提案が浮かぶ
- 難しいことを簡単に抽象化して説明できる(ある程度の適当さもありつつ)
- 他の人とは違う視点で考えることができる
こんな点が売上向上や顧客の満足度アップにつながります。
また、いつまでにどのくらいのクオリティに仕上げればいいのか、という期間と着地点さえ把握すれば、圧倒的なスピード感で仕上げることも可能です。
- 新しい企画、プロジェクトの立ち上げに関わると燃える
- 必要な情報を収集して、全体像を見渡し、適宜修正を加える
- 人の行動をよく覚えているので、指示に対してプラスアルファできる
- 上司が何を求めているのかわかる
- 向上心や探求心も高く、指示以上に自発的に学ぶ(飽きるまでですが…)
- 要領がわかると、驚異的なスピードで成長する
- 無駄をなくすのが好きで、今の仕事の進め方や手順を見直して効率化できる
- 各部署と良好な関係を保ちながら、みんなにとってウィンウィンの結果を目指しているとき、高揚感や満足感を感じる
このように全体像を把握して、実際に必要なことは何なのか、本質を見極めることができるんです。
うまくかみ合ったときには、成功体験を積み重ねることができます。
そして、他の人が困っているときには、作業を手伝うなど、気遣いも出来るのがHSS型HSPです。
お客さんや同僚に喜んでもらうことが喜びで、作業を習得するのも周りよりも早いんです。
習得するのが早いので、空いた時間で周りを助けることができます。
HSS型HSPは、敏感でささいなことに気がつく洞察力もあって、頭の回転や予測が速い。
そして、違う角度からも考察するといった創造性にも富んでいます。
そして、課題の発見が得意で仕事を改良していく才能があります。
しかし、過去の失敗体験が色濃く残っていることで、臆病になって引っ込み事案になることも。
自分の仕事の才能を活かせるように、自分の内面の動きや特性をよく知ることが大切です。
自信がないときには、集団の中で後ろの方にいて積極的になれない場合もあります。
HSS型HSPには直感を活かす才能がある
HSS型HSPは、直感力が優れています。
周囲の人や物への観察力が高かったり、これまでの豊富な経験、豊かな想像力を活かした直観力があります。
自分でも直感に頼るのは、失敗したときのことを考えると怖い面があります。
あまり直感に頼らず、みんなと同じように常識に沿って生きるようにしてきました。
しかし、自分の直感って大事にしたほうがいいんです。
自分の心が素直に「いい」と感じているなら、その心に従ってみましょう。
HSS型HSPの直感の例をあげてみます。
- 自分にとって、安全な人か、危険で近づかない方がいい人か感じる
- 仕事で、偶然にも間一髪のところで重大なミスに気がつき難を逃れた
- 学生時代、テストに出る問題の予想が結構な確率で当たった
- 交際相手が、別の異性と出掛けたり、気持ちが移るとすぐにわかる
- 大きな地震のとき、地震の直前に目が覚める
- 災害時、直感で動くと偶然うまくいった
- 何となく嫌な予感が当たる
- 人間性がわかる(イヤな違和感を感じ、問題ない相手は雰囲気で察知できる)
- 懸賞に当たる
過去にはこんなことがあったと思います。
特に、自分と合わない、嫌だなと思うセンサーは大事にしましょう。
例えば、ちょっとこの人は合わないかもって思ったら、大体当たっているので、そんな人とは無理して仲良くしようとせず、距離をとって構わないんです。
人間関係で気遣いができる
HSS型HSPは、周りの空気を敏感に感じ取ります。
そして、相手の気持ちを先読みして「大丈夫?」「手伝おうか?」と声をかけたり、気遣いができます。
相手が嫌だと思うようなことは言いません。
どんな風に接したら相手が喜ぶのかがわかるし、体調が悪そうとか、相手の様子がいつもと違うことにも気がつきます。
こんな風に、いつも周囲のことを考えて行動することができるんです。
天才の孤独
HSS型HSPは天才肌とも言われますが、実際には孤独感に苦しんでいます。
それは、全人口の6%という少数派であることから、自分と同じ感覚を共有できる仲間がいないため。
共有してもらうことができないならまだしも、「変わっている」とか「考えすぎ」と言われてしまうと、その場では笑って誤魔化していますが、実は深く傷ついてしまいます。
そして、だんだん本当の自分はダメなんだ…。
本当の自分は出しても否定される…。
そんな風にして、本当の自分を出さないようにしていき、本当の自分がわからなくなってしまいます。
そうして生きていくなかで、周りに溶け込もうと、無理に明るく振る舞ったり、時には自分を全く出さず、冷たいとか何を考えているのかわからないといった印象をもたれてしまうことも。
でも一人では寂しいというジレンマに襲われるんです。
そして、いつしか、どこか別の場所にいけば幸せがあると思い、住む場所を変えたり、旅に出るようになります。
HSS型HSP気質の多くが自己肯定感が低い理由
このように、一見して天才肌と思われているHSS型HSPですが、この気質を持つ人は自己肯定感が低い人が圧倒的に多いんです。
その理由は、HSS型HSPが少数派だからというだけではありません。
HSS型HSP気質をもつあなたは、見かけ上のポジティブさから、周囲には心の中のストレスや悩みをわかってもらえないことが多くなります。
周囲からは、
難しく考えすぎだよ。
などと言われ、自分のことを理解してもらえないことから、
周りとうまくやれないのは、自分の努力が足りないからかも…。
と考える。
そして、何とかしようと頑張りつつも、どうしたらいいのかわからくなります。
その結果、ますます傷ついてしまうという悪循環にはまってしまいます。
本来は、自分の感情や感じたことって、合っているも間違っているもないんです。
子どものときのように、自然と自分の気持ちに従えばいい。
ところが、自分の感じたことを少しでもおかしいと言われると
「自分の感覚はおかしいのかも」
「周りが合っていて、自分は違う」「だからそのように感じてはいけないんだ」
と思ってしまいます。
そして「自分の感覚は間違っている、自分は変わっている」と思い込む。
その結果、自分の感覚を信じられなくなり、自分の本当の感覚を隠すようになります。
その結果、自分を丸ごと肯定できなくなってしまうのです。
こうして、自分の本当の感覚や気持ちを隠して生きるようになります。
こうなると、やりたいこと、自分の本当の気持ちがわからなくなり、自己否定感が高まる原因に。
自分の本当の気持ちを悪いものと思ってしまいます。
ここまで見てきたように、HSS型HSPは、自分のことが理解できなくて悩みます。
その理由は、刺激を追い求めるのに、刺激を受けると刺激過多に陥って疲れてしまうため、矛盾する感覚が理解できないんです。
満足できる刺激量と刺激による疲れやすさで、刺激の最適な範囲が狭く、うまくその範囲に収まらない。
それと同時に、自然と他人の気持ちを汲み取って、自分の中に他人の気持ちが流れ込んでくるため、いま感じているのが自分の気持なのか、それとも流れ込んできた他人の気持なのかがわからなくなってしまいます。
そして、自分が何を希望しているのかが不明確になって「自分がないと感じる」「他人軸で生きてしまう」という状態になってしまいます。
このようにしてHSS型HSPは自分に自信がもてなくなり、自己肯定感が下がってしまいます。
私も、長い間自分の気持ちがわからず、他人の気持ちを優先して生きてきました。
そうすると、上手くいかなかった時にモヤモヤして、必ず後悔してしまうんです。
自己受容する(自己肯定感を上げる、または自己否定感を下げる)ためには
HSS型HSP気質を持つあなたが、自分には価値があると思い、自己受容して生きるためには、
- 日々の感情のアップダウンをうまく調整
- 自分の感情をしっかり確認する
このふたつをまずは心掛けましょう。
自分自身の思っていることを周りに話したときに、周囲から冷ややかな目で対応され、世界で自分だけが取り残されたような気になることがあります。
自分の思っていることを赤裸々に語ると、周囲から変わっていると思われる…。
このように考えると、他人に対して自分の本当の気持ちを隠すようになってしまいます。
他人に隠すだけならいいのですが、他人に隠すようになると、自分自身でも自分の本当の気持ちがわからなくなってしまうのです。
そうなると、自分が人生で何を大切にしているのか、人生の目標や指針を見失ってしまい、自分軸ではなく、他人軸で生きるようになってしまいます。
自分軸で生きるためには、自分の気質を知り、その気質に基づいて無理のない人生の目標や指針を立てる。
そして、その目標や指針に向かって一歩ずつ歩みを進める。
人生の目標や指針を定めることが他人軸ではなく、自分軸で生きるための第一歩です。
そして、自分自身の価値を自らが決める。
自分の価値を決めるのは、他人ではなく、あくまでもあなたです。
周りと違うこと、周りよりも優れていることに価値を置くのではなく、「わたしであること」に価値を置きましょう。
大切なのは、何が与えられているかではなく、与えられたものをどうつかうか。
HSS型HSP気質をもって生まれたあなたは、天才肌と言われるような素晴らしい素質をもっています。
自信をもって生きていきましょう。
最後に、HSS型HSP気質をもつあなたが自己肯定感を下げがちな二つの点について解説します。
HSS型HSPとお金
HSS型HSP気質をもつあなたは、お金の不安があると自己肯定感を著しく下げてしまいます。
HSS型HSP気質をもつあなたは、今はお金に問題がなかったとしても、将来のことを考えると
これじゃあ、将来的に足りないかも…。
と考えてしまい、不安になってお金に振り回されやすくなるんです。
非HSPの方には、「お金なんてなくても心配ない」と言わんばかりの、のんきな人もいるので、そのような人のマネをしようとしたこともあるのではないでしょうか。
しかし、結局は表面上は冷静さを装っても、内面ではヒヤヒヤしています。
HSS型HSP気質をもつ私たちは、お金にかなり余裕のある状態にならない限り、お金の不安が消えることはありません。
そんな特性があるため、お金がない状態に陥ると、HSS型HSP気質をもつ私たちは、自己肯定感が著しく下がってしまうのです。
これからの時代は、一つの会社からの収入だけというのが最大のリスクです。
お金の不安を少しでも減らすために、副業を始めることがオススメです。
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HSS型HSP気質をもつあなたには、持って生まれた感受性を言葉にして表現することで収益を得ることができる理想の仕事です。
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HSS型HSPと仕事
HSS型HSPにとって最適な仕事は、ものを作るとか、企画をする際に、HSS型HSPの持つ独特の感性とバランス感覚を活かせる仕事。
さらには、人間関係などの職場環境で刺激を受けすぎないことも大事です。
逆に同じ場所で同じ作業を継続する仕事は、HSS型HSPの飽きやすい気質からも向きません。
景色が変わったり、程度な刺激がないと耐えられなくなってしまいます。
また、大きな音が鳴っていたり、騒がしい職場も消耗してしまいます。
しかし、一番向いていない職場は、「圧のある人のいる職場」です。
その敏感さで、職場にいる人たちの気持ちや心の声を感じ取ってしまうため、誰かが怒っていたり、誰かが怒られているだけでも、敏感センサーが反応しっぱなしになって疲れてしまいます。
もし、あなた自身に対して圧のある態度で接してきたなら、自分の心の中がグチャグチャになって、頭の中がズーンと重たくなる感じとともに、集中して仕事も出来なくなります。
圧のある人のいる職場の場合、HSS型HSP気質をもつ私たちの敏感センサーは簡単に振り切れてしまい、帰宅する時にはグッタリ。
そのような職場では、無理なく働き続けることはとても難しくなります。
心身の健康を保つためにも、他にもっと合った職場がないか探すことをオススメします。
転職市場を覗いてみて、自分に合う仕事がないかを探すだけなら、全くのノーリスク。
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- JAIC (フリーター、第2新卒向け転職エージェント)
転職サイト
まとめ:HSS型HSPは自信をもって生きることができる
HSS型HSP気質をもつあなたは、周りから見ると天才だと思われるような能力や魅力をもっています。
- 結論:HSS型HSPが天才肌と言われる理由
-
- 多くの情報を吸収する
- 飽きっぽいけど、常に思考を巡らせているので、点と点が結びつき、自分なりの答えが生まれる
- 頭に入れた情報を深く分析して、先のこと、未来のことを考える
- その結果、次から次にもっとやりたいことが生まれてくる
- さらにはいままで経験した分野と融合させて、自分の強みにできる。
しかし、天才肌ということは、周囲とは一線を画しているとも言えます。
日本では周りと合わせること、同じであることが重要視されてきました。
そのため、少数派であるHSS型HSPは、周りとは違うという点で、自己肯定感を下げて生きてきたのです。
最近では、HSS型HSPという気質が明らかになるとともに、HSS型HSPの特徴も明らかになってきました。
HSS型HSP気質をもつ私たちは、刺激を追求しながらも繊細な気質を併せ持っているため、疲れやすく、この相反する気質について、自分でも自分のことがわからずに悩んできたのです。
しかし、HSS型HSPは、ものごとを深く考えることが出来ると同時に、多くのことに対して興味を抱き、のめり込んで吸収した知識をつなぎ合わせて融合させるといったことが可能です。
日本では、一つのことに永年取り組む職人タイプが美徳とされてきました。
時代の変化が劇的に加速している現代では、HSS型HSP気質のもつ興味のある分野に次々に飛び移っていく能力が、私たちを助けてくれることになります。
HSS型HSP気質をもつ私たちは、あるがままの自分を受け入れて、自信をもって生きていきましょう。
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