どうも、モリモリです(@m_SideFIRE)
あなたは、
転職したいけど失敗したくない…。
失敗せずに転職を成功させるための方法が知りたい!!
と悩んでいませんか?
実はこの悩み、転職市場を事前に調査して、自分の市場価値を把握することで解決するんです。
なぜなら、自分の市場価値を把握することで、自分にとっての希望が叶う転職先があるのかがわかるからです。
40代での転職を成功させるための方法を知ったうえで行動することが大切です。
この記事では、40代からの転職を上手く成功させるための方法を教えます。
この記事を読むと、40代で転職活動をする際に、どんな準備をしておけばいいのかがわかります。
結論は、
役職や給料にこだわらず、キャリアの棚卸しをして転職活動を行うということです。
それでは、詳しくみていきましょう。
40代転職の現実
中小企業を含めた市場全体で見ても、35歳を過ぎると応募できる案件は半分になるのが転職市場です。
40歳を過ぎるとさらに半分、45歳を過ぎるとさらに半分と、求人ニーズは減っていきます。
こうした現実があるのに、一部のスペシャリストで年齢を問わない採用が増加しただけで「年齢の壁は全てが崩れた」などと実態とかけ離れたニュースが流れました。
会社の本音は、人件費も安く、定年までの惨機関も長い若い人材を中心に採用していきたいというものです。
成功率の割合
2019年上半期にdodaが行った転職成功者の年齢調査では、2018年下半期は40歳の転職成功者が13.8%だったのに、2019年上半期は14.4%と増加しています。
転職成功者は1年間で0.6%増。
40代でも転職に成功している人はわずかながら増えていました。
上のグラフでは、転職成功者の多くは25~34歳に集中しているのがわかります。
40代は経験や実績を求められ、転職が難しくなっています。
40代の転職成功率は下がる傾向になっているんです。
年収が激減するリスク
40代で転職する最大のリスクは、収入が減ってしまう点です。
仮に正社員から非正規雇用になってしまった場合、年収は約50%から60%まで減少してしまうケースがあります。
例として、40代で非正規雇用に転職した場合、年収約344万円から約208万円まで下がってしまいます。
136万円のダウンです。
40代の転職が厳しい理由
40代の転職では、30代までと比べて書類選考通過率が一気に低くなる傾向があります。
管理職の経験もあり、即戦力として働ける実力もあるのに書類選考に通過しない理由には以下の点があります。
年齢の壁
企業は求人を出す際に、希望する年齢の上限を決めることが出来るため、「39歳まで」と求人票に年齢制限が記載されていなくても、社内の基準で年齢が設定されていれば、40代という時点で企業側の希望年齢に合致しません。
採用対象年齢から外れてしまった場合、書類に目を通すまえに落とされてしまいます。
これまでにどんな実績がある40代でも、書類選考に通過出来ないという場合、年齢が壁になっているのが現状です。
自己評価と市場価値とのギャップ
転職の相場観がない段階で、比較的甘めに設定した希望条件や希望企業だけで転職活動をしていると、結果的に苦戦を強いられやすくなります。
それとは反対に自分の力量を理解した上で、覚悟を決めて前向きになれる人は、その後の展開や満足度が高い選択をしやすくなる傾向があります。
転職希望者の多くは、転職市場における自分の位置づけが非常に見えづらい環境にいます。
しかし、転職を本気で検討するなら、世間一般の相場で自分の年収がいくらくらいなのかを知る必要があります。
そのためには、転職市場の相場情報を集めて分析することが必須。
給料が高くても採用したい人材かの見極めが難しい
企業が40代に要求するのは「管理能力」で、人材を管理する能力があるのかどうかという点が重要視されています。
高い能力を持つ管理職を雇用するには、企業側も給料を高く設定しなければなりません。
40代に合う求人数が少ない
企業側が40代に求めているものは、
- 専門性
- マネジメント力
この2点がメインです。
そして、転職市場では20代や30代の求人が圧倒的多数であることに変わりはありません。
「採用が難しい職種だけは、年齢基準を上げてみようか」というのが企業側の本音です。
確かに40代の求人も増えてはいますが、だからと言って、40代の転職が引く手あまたの売り手市場に変わったわけではありません。
40代での転職がそれほど簡単ではないのは、現在も変わらない事実です。
40代の転職を成功させるための3つのポイント
ここからは、40代で転職を成功させるために必要なポイントをみていきましょう。
給料にこだわらない
子どもの教育費が必要だったり、住宅ローンを抱えている状況では、「給与条件は譲れない」という人が大多数となります。
しかし、これがネックとなって転職先が見つからないケースが多いのです。
給与額を簡単に譲歩できない事情はわかりますが、給与額にこだわりすぎてチャンスを逃すのももったいないことです。
転職時は一時的に年収がダウンしても、短期間で挽回できるケースが多いので、柔軟に考えてみることをオススメします。
転職初年度の給与については、生活に必要な最低限のラインはあるのにしても、あまり決め込まないほうがいいでしょう。
ただし、家族との間で事前に共有しておくことは大切です。
一次的に給与が下がるにしても、貯蓄や妻の収入、親からの援助などで乗り切れるのかどうか検討が必要。
そのうえで、「転職時点ではこれくらい下がってもOK。ただし、〇年後には元の水準に戻す」という見通しを立てておきましょう。
ポジション(役職)にこだわらない
キャリアを積んできた人にはプライドもあります。
「転職するなら、それなりの役職でなければ」と考える人も少なくありません。
しかし、「肩書」へのこだわりが、転職の支障になることもあります。
企業側が考えている入社時点での役職と、自分が求めている役職にギャップがある場合も多いのです。
現場の社員からリーダーとして認められ、影響力を発揮するためには、肩書が必要と考えたり、家族や友人にも転職先での肩書を言いたい気持ちもわかります。
しかし、役職なしで入社して、一メンバーとして組織になじんだ上で成果を出し、周囲にも認められて昇格する方が上手くいくケースが多いのも事実。
肩書がなければ変に気負うこともなく、新しい仕事に取り組めるのも、転職先での仕事がスムーズに運ぶ要因になります。
「役職は後からついてくるもの」くらいにゆったり構えておくのが得策です。
経験やスキル(キャリア)の棚卸しをする
まずやるべきことは、自分のキャリアの棚卸しです。
職務経歴書に何を書けばいいのか、面接で自分のどんな部分をアピールすればいいのかを把握する必要があるからです。
キャリアの棚卸しに必要なことは
- 「したこと」だけでなく「学んだこと」
- 「成果」だけでなく「プロセス」
- 「マネジメント実績」だけでなく「マネジメントの型」
「何をしたか」だけでなく、それをやったことで「何を学んだのか」を考えましょう。
担当した業務やプロジェクトの内容に加えて、その経験を通じて学んだこと、身につけた考え方やスキルなども書いてください。
次に、「売上1,000万円以上」や「10%コストダウンに成功」といった成果だけでなく、それを達成するために
「どんな戦略を立てたのか」「どんな試行錯誤を繰り返したのか」「どんな失敗をし、それをどう乗り越えたのか」
といったプロセスについても書き出します。
40代の転職では、間違いなくマネジメントについても聞かれるので、マネジメントを行った人数やチームの実績だけでなく、
「メンバーへのコミュニケーションの取り方」「マネジメントの型」「特に注意した点、心掛けた点」も考えて書いておきます。
さらに、その時々の感情や気づき、学びなども書き留めておくと、面接でよりリアルに具体的に、相手が納得する話をすることが出来ます。
また、キャリアの棚卸しをする中で、自分の強みやポータブルスキルが明確になることもあります。
キャリアの棚卸しは、本来は転職するかどうかに関係なく、数年ごとにやっておいた方がいいでしょう。
棚卸しをすることで、自分の課題(弱点)を見つけることが出来ますし、逆に強みを知ることができ、その強みをさらに強化することにつなげることが出来るからです。
求人の探し方
まず初めにしておきたいのは、転職サイトへの登録です。
すぐには希望通りの案件が見つからなかったとしても、転職のための情報量の多さは断トツです。
無料で使用できるので、登録しておいて損はありません。
オススメ転職サイト
リクナビNEXTの会員数は900万人以上。
登録者の年齢層は、40歳以上が35%以上を占めています。
リクナビNEXTは30~40代の登録者が多いのが特徴。
それだけ30代や40代向けの求人が充実しているということです。
常時掲載されている求人は4万件以上。
ぜひとも利用しておきたい転職サイトです。
転職エージェント
リクルートエージェントの特徴
- 国内最大規模の求人数・非公開求人数
- 40代向け求人の保有数もリクルートエージェントがNO.1
- 模擬面接や各種セミナーなどの支援サービスが充実
- 登録無料
転職エージェントを利用するなら、総合力NO.1で40代にも圧倒的に支持されている、リクルートエージェントをオススメします。
40代の転職は難しいが乗り越えている人もたくさんいる
40代で転職を成功させるには、最初から転職活動は厳しいものになると覚悟を決め、ある程度事前に調査してから転職活動を始めることが大切です。
成功された方は、事前に転職市場を調査して、自分の市場価値を把握した上で、
- エリア
- 業界
- 職種
- 年収
にこだわることなく、最初から様々な業界の企業の面接を受けていました。
大手企業にいたにもかかわらず、企業規模にもこだわりがなく、職種も、営業系の部長のポジションやそれより下のマネジャークラスの求人でも話を聞きにいきました。
転職マーケットの調査・分析だけでなく、並行して自己分析も行っており、自分の強みはどんな商売であっても状況を正確に分析して、変化の材料を集めて、そこに戦略の勝ち筋を見つけていくことだと考えていました。
さらに、エクセルやパワーポイントも使いこなせるので、部下がいなくてもいいとまで言っていました。
転職活動を始めてから8カ月後、転職先が決まり、年収は前職の3分の2に減りましたが、相思相愛での転職を決められました。
まとめ:40代の転職は不可能ではない。必要な準備を怠らないこと
今後最も重要なことは、自分で人生の主導権を握るという意識を持つこと。
世間体や横並びを過剰に意識する日本人は、とかく人生の重要な判断さえも他者に預けてしまいがち。
自分のかけがえのない人生については、もっともっと自分で舵を握っていくべきです。
いま必要なことは、厳しい状況を認識し、複数の選択肢を手に持っておける状況を常に作っておくこと。
いまの会社に依存すればするほど、どんどん自分の価値を下げていくことになります。
そうならないためにも、いつでも転職できるための必要な準備を怠らずに、いまの会社を出たときに何ができるのか、どんな選択肢があるのかを常に意識しておくことからスタートしましょう。
40代の転職については、こちらの記事で詳しく書いていますので、ぜひご覧ください。
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