どうも、モリモリです(@m_SideFIRE )
刺激に敏感なHSPのあなたは、こんな悩みを抱えていませんか?
周りからの刺激で疲れ、生きづらさを日々感じている…。
そんなHSPの自分だって、楽に生きたいし、幸せになりたい!!
実は、HSPこそ、ミニマリストになることで刺激を減らしてラクに、幸せを感じて生きていくことができるんです。
なぜなら、モノを減らせば、視覚的にも精神的にも刺激を減らせるし、人と比べることをやめて自分軸を取り戻し、自分の幸せについてもう一度考えることができるからです。
私も大学時代から少ないモノで暮らしているミニマリストです。
いまは田舎で単身赴任しながら在宅ワーク中心の仕事をしているので、かなりモノを減らした生活ができています。
モノが少ないと刺激も減るし、気持ちが落ち着き、掃除やモノを探す時間が減って自分の時間も増えます。
必要なモノ以外は買わないので、お金もかからず資産形成も順調です。
この記事では、HSPこそミニマリストになるべき3つの理由について教えます。
この記事を読むと、HSP気質のあなたがミニマリストになることで、ラクに生きて幸せになるための方法がわかります。
- 視覚的な刺激が減る
- 自分の時間が増える
- お金が貯まるようになる
結果、ラクに生きて幸せを感じることができる
このように、HSPがミニマリストになることで生きづらさを解消することができるんです。
それでは、詳しく見ていきましょう。
HSPとは
HSPとは(Highly Sensitive Person/ハイリー・センシティブ・パーソン)の略で、視覚や聴覚などの感覚が敏感で、周囲の人の感情なども自分の中に流れ込んできやすい、繊細さんのことです。
HSPは、全人口の約20%程度いると言われています。
- D:Depth of processing:物事を深く考える
- O:Overstimulated:過剰に刺激を受け取る
- E:Emotional reactivity and high Empathy:感情反応が強く、共感力が高い
- S:Sensitivity to Subtleties:些細な刺激を察知する、鋭い感覚を持つ
HSPには、このDOESという特徴があって、この4つに当てはまる人がHSP気質ということになります。
4つのうち、1つでも当てはまらないと、HSPではなく繊細な人という住み分けになってきます。
HSPは、モノが多いと、過剰に刺激を受け取ったり、些細な刺激を察知して、疲れやすいんです。
ミニマリストとは
ミニマリストとは何か。
人は生まれたときは何も持っていません。
ゼロの状態からスタートします。
だから、生まれたときは誰もがミニマリストだったんです。
身の周りにある必要以上のモノは、私たちからエネルギーも時間も奪っていきます。
その事実に気がついて、本当に必要なモノ、自分が気に入ったモノだけの生活にして、清々しく日々を暮らしているのがミニマリストです。
他人の目線を気にするあまり、買ってしまったモノではなく、自分が本当に必要なモノが何かをわかっている人、大事なものが何かわかっていて、大事なもの以外を減らす人。
そうは言っても、何から減らせばいいのかわからない…。
何が必要か、何を大事にするかということは、住んでいる環境や家族構成によって変わってきます。
減らせるモノも、もちろん変わってくるので、ミニマリズムに正解はありません。
ミニマリズムは人それぞれ。
徹底的にモノを減らす必要もなければ、必要なモノにこだわってお金をかけたっていいんです。
- 大事なものをもっと大事にするために、大事ではないモノを減らす。
- 大事なものに集中するために、それ以外のものを減らす。
モノを少なくすること自体が目的ではありません。
ミニマリズムは、それぞれの人が大事なものを見つけるための手段なんです。
HSPが日々感じている疲れや生きづらさの原因
HSPは物事を深く考える特性をもっているため、どんなモノにも思い入れを感じてしまい、捨てられないことが多いですよね。
しかし、モノが多いと、それを維持したり管理するために、時間もエネルギーもその分必要になってきます。
生活を豊かにするための道具だったはずなのに、増えすぎたモノによって、自分が一番やるべきことにまで手が回らなくなってしまうんです。
HSPは、視界に入るモノを情報として細かい部分までキャッチしてしまいます。
細かい部分までキャッチして、自分でも気づかないうちに、普段の生活では関係ない、考える必要のないことまで感じ取り過ぎてしまうんです。
私の場合、ホコリが溜まっていたり、汚れが目に付くと、それが気になってしまいます。
木がつくたびに、すぐに掃除をしたり片付けるんですが、そんなことをしていると、自分のやりたいことをやる前に、どんどん時間が過ぎてしまいますし、精神的にも肉体的にも疲れてしまいます。
その他にも、買ったのに読んでいない本や使っていないモノがあると、「いつ読もう」とか「買ったのにきちんと使えていない自分はダメなヤツかも」と考えてしまい、自己肯定感が下がったり…。
HSPに限らず、人は視覚からの情報を取り入れやすいので、目に見えるものを必要最低限に抑えることって本当に大切です。
こちらの本では、HSP(繊細さん)の疲れやすさの原因や対処法について解説してくれています。
私も、この本で刺激への対処法を学ぶことができました。
HSPこそミニマリストになるべき3つの理由とメリット
人は視覚から多くの情報を得て生きています。
人間の五感の割合は、視覚:87%、聴覚:7%、触覚3%、嗅覚:2%、味覚:1%と言われています。
実際には、五感のうちどの感覚が鋭いのかは、人それぞれですが、視覚からの情報はどうしても多くなります。
目からの情報を取り入れやすいHSPさんは、目に入るモノを必要最低限に抑えるのが疲れを減らすために有効です。
それでは、HSP気質のあなたがミニマリストになるべき理由3つについて解説していきます。
視覚的な刺激が減る
HSPは、視界に入るモノの細部まで観察し、敏感に情報を取り入れます。
モノが視界に入ると、そのモノが存在している経緯や買った状況、思い出、いつから使っていないか、これからも持ち続ける意味があるのか、持ち続けることのメリット、デメリットなど、様々なことを考えてしまうんですよね。
そうした思考が、ノイズのように頭の中に溜まって、モノがなければ考えなくてもいいことまで考えてしまうことで疲れてしまいます。
モノはあるだけで何かしらのメッセージを発してくるからです。
例えば、脱ぎっぱなしの服からは「いつまでこのままにしておくんだい?片付けるの?洗濯するの?」ホコリを被った本からは「いつになったら読んでくれるの」とか…。
それに対応するだけで、余計な神経を使ってしまいます。
そのため、モノが少ないと余計なことを考えなくて済むし、視覚からの刺激をなくすことができるんです。
家での刺激が減ると、お家時間が快適になります。
HSPは、外で受けた刺激を一人の時間で回復させる必要があるのですが、本来リラックスできるはずの自宅でも刺激が多いとリラックスできないですよね。
不要なモノを減らしたシンプルでキレイな部屋なら、刺激がないどころか快適過ぎて、お家時間が楽しく仕方なくなります。
HSPにとって、心身がリラックスできて、刺激を洗い流してリセットできる環境ってホントに大切です。
そんな快適な環境を手に入れたくありませんか?
こちらのノイズキャンセリングイヤホンは、2022年時点でノイズキャンセリング機能が最強。
冷蔵庫やエアコンの音、外の車の音なども完全にかき消して、静寂の中で過ごすことができます。
通勤の電車でも抜群の効果を発揮してくれますよ。
自分の時間が増える
モノが多いと、気にしていないようでも、視界に入るたびに何かしらの考えが頭に浮かんでしまいます。
- 片付けなきゃいけない
- どこに片付けよう
- ほこりが被っている
- そのモノを買った経緯やもらった経緯
- 思い出
- いつか使わないと
- めんどくさい など
HSPは、そのモノの背景まで深く考えてしまうため、視界に入るたびに気になる状況が生まれてしまいます。
人生で一番大切なのは、限りある自分の時間をいかに楽しく過ごすか。
気になるモノを減らすだけで、究極的には何も気にならない、つまりストレスのない自分の時間が手に入ります。
現在は、モノ以外の情報についても溢れかえっています。
スマホによるSNSやジャンクニュースなど、自分が必要なことに集中するためには、いかに情報を得るかよりも、いかに不要な情報を減らすかが重要となってきます。
そして、不要な情報が減れば、自然と自分の内面に意識が向かいます。
この状態こそ、自分の時間が増えていると言えますよね。
例えば、ヨガや瞑想などで自分の内面に向き合い、集中力を高めることで、普段からの集中力も高まりムダな時間が減って、自分の時間が増えるんです。
HSPにとって自分の時間が増えると、自分の好きな過ごし方ができるようになります。
例えば、お家でのんびり過したり、お気に入りのカフェを巡ったり、自然の中で散歩を楽しんだり、心を落ち着けてリラックスできる時間が増えますよ。
他にも、読書や旅行などの趣味、副業にチャレンジしたりといった活動にも時間が使えて、人生がどんどん充実していきます。
お金が貯まるようになる
モノが少ないと、何か買う時に
- 本当に必要なモノか
- 買うことによるメリット・デメリット
- 使用頻度、捨てるときの手間
などを吟味します。
そして、大抵のモノは買わなくても良いという結論になるため、基本的に食料品や下着などの消耗品以外は、ほとんど買わなくても良い状態になります。
たまには、美味しい物や小旅行、プレゼントなどでお金を使いますが、ほとんどお金を使わなくて生活できるようになっていきます。
この他人からの目線や評価を気にせず、自分の感覚を大事にして選ぶという過程で、自分軸で生きていけるようにななるんです。
私の場合も、趣味の読書は電子書籍にしていますし、読書以外の散歩も特に今以上に買う必要はありません。
自宅でフィットネスやストレッチをする時も、すでにあるTシャツやジャージ、100均で買ったヨガマットがあれば十分です。
だいたいの物が、いますでに持っている物で満足できるので買う必要がないんですよね。
さらには、普段からストレスが少ないので、ストレス解消のために爆食いしたりといった浪費がなくなるのも効果としては大きい。
HSPにとって、お金が貯まることでお金の心配がなくなるということは、普段から心の余裕が生まれます。もし今の仕事をやめたくなっても、転職活動やフリーランスで仕事をしていく上で当面の生活に困らないし、精神安定剤としての効果がとても高いんです。
結果、ラクに生きて幸せを感じることができる
ミニマリストになってモノを少なくすると、
- 視覚からの刺激が減る
- 自分の時間が増える
- お金が貯まる
その結果、いま持っているモノが自分の生活を支えてくれている、心地よい生活を与えてくれているという感覚が生まれます。
いま持っているモノに対して感謝の感情があふれてくるんです。
ミニマリストになる前、足りないモノに目を向けているときには、感謝どころか足りない部分ばかり見てしまいます。
感謝を感じているときって、とても幸せですよね。
HSPの些細なことでも深く味わうことができるので、感謝の気持ちからわいてくる幸せを存分に感じることができます。
- 感謝は幸せの一部で、「幸せそのもの」。
- 感謝自体が幸せ。
モノが少ないと愛着がわくのもありますが、自分の生活を支えてくれているって感じで感謝できちゃいます。
もっと〇があれば、幸せになれるのに…。
モノが少なくても、本当に必要なモノさえあれば、ベッドや机、エアコン、風呂、雨風を防げる部屋、そしてそこで快適に過ごせて趣味の時間も取れること、一見何の変哲もない日常に感謝の気持ちがわいてきます。
感謝があれば、当たり前のことも当たり前ではなくなり、感謝で刺激を作り出すことができます。
刺激を追求する繊細さんであるHSS型HSPの飽きやすさも、感謝があれば乗り越えることができそうですね!!
こちらの本には、かつては汚部屋に住み、不要なモノをため込んでいた筆者がミニマリストになって幸せを感じる過程や考察が書かれており、自信を持ってミニマリズムに取り組めるようになります。
モノを手放すとHSPの生活はどう変わるのか
HSPがミニマリストになるべき理由について解説してきました。
もし、HSPがマキシマリスト(たくさんのモノに囲まれて生活するライフスタイルの人)だったら、
このような部屋は、まさに刺激のオンパレード。
四方八方から刺激を浴びせられ、敏感センサーが立ちっぱなしになってしまいます。
そこで、自分で本当に必要なモノだけを選び、不要なモノは捨てることで、生活がシンプルになります。
部屋の中のモノが少なければ、気が散ることもないし、自分がしたいことに集中できます。
それって、世間の常識や周りの評価、「こうあるべき」「こうしなきゃいけない」こんな雑音を気にせず、どんな風に生きるのが自分にとって幸せなのかを自分で決めていけるようになるっていうことなんです。
それが自分軸で生きるということ。
周囲からの評価を気にせず、「いまの自分でいい」って自分自身を肯定することにつながるんです。
HSPの私がミニマリストになって楽に生きられるようになった理由
私自身、大学生のときに1人暮らしをしていたときから、モノが少ない生活をしていました。
当時は、部屋が狭かったり、お金もなかったという理由もありますが…。
私自身、強度のHSS型HSPなので、家の中の些細なホコリや汚れなどにも気がついてしまい、とても気になる性格をしています。
とにかく、汚れている場所とか気になって、すぐに掃除したくなりますし、キレイにならないとストレスを感じてしまうんです。
そのため、モノが少ないとすぐに掃除機をかけてキレイにできるし、ホコリがたまりにくくて気持ちがいい。
モノがどこにあるのか、あとどのくらい残っているのかも把握しやすく、探し物をしなくてもいい。
そして、とにかくシンプルな空間が好き。
あとは、引っ越しがしやすいというのも大きなメリットです。
自分が持っている荷物は、少し大きめのワンボックス車1台で全て運ぶことができます。
引っ越しの準備も半日あれば完了。
汚れへのストレスも少ないし、とにかくモノから受ける刺激が少なくて気持ちが落ち着きます。
余計なことを考えなくて済むんですね。
気持ちの浮き沈みが最小限に抑えられて、フラットな感じが心地よいです。
そして、掃除もすぐに終わるし、モノのメンテナンスなどに使う時間がないため、自分のために使える時間が増えるんです。
あとは、これ以上不要なモノを増やしたくない、捨てるのが面倒だし、いま持っているモノで十分代用できるなどという風に考えることができるため、買う物が少なくて済みます。
その結果、お金も貯まります。
40代前半までは、会社で仕事をバリバリやって、出世していく先に幸せがあるんだと漠然とした思いがありました。
でも、オフィスでたくさんの人と一緒に働くのは、HSP気質の私には負担が多すぎると感じ始めていたんです。
自分の幸せって、この路線じゃないなと…。
そんな中、生活防衛資金が生活費の半年分の約200万、投資信託の株式保有額が約1,000万を超え、今後の資産形成が軌道に乗ったことをきっかけに、「給料が多少減っても出世よりも、自分に合ったストレスの少ない生活がしたい」という思いを実行に移したんです。
お金に余裕があると、働き方の選択肢が一気に広がるんです。
田舎の社宅住まい、そこでの在宅ワークという部署に異動させてもらいました。
もちろん、出世コースからは外れますけどね。
その結果
- 通勤の疲労がゼロ
- 早起きするストレスもゼロ
- 疲れたら横になれる
- 人との接触がほぼないので、ストレスが極端に少ない
- 営業所に顔を出したり、取引先に顔を出すこともできるので、適度なコミュニケーションや刺激も取れる
- 基本的にその日のスケジュールは自分で決めるので、いちいち指図されない
- 給料もほとんど変わらなかった
- 仕事が終われば、その時点で大好きなオウチ時間
こんな夢のような生活を手に入れました。
ミニマリスト生活でお金を貯めたことがきっかけで、「低ストレス、自分の時間が取れる、自分の人生の舵を自分で握る生活」が実現しました。
これって、会社の中での「仕事をバリバリこなし、重要な部署に異動して、ライバルたちとしのぎを削って出世していく」のが王道という常識を疑い、自分に合った働き方を追求することができました。
「年収90万円で東京ハッピーライフ」は、HSP気質なら共感する点が多い筆者が、人付き合いやモノを最小限にして、低収入でも幸せな生活実現したエッセー。
「フツーに方丈記」は同じ筆者による方丈記の訳と解釈です。
わかりやすく軽快に、日本最古のミニマリストである鴨長明の生きざまについて、自分自身を大切にして生きていくヒントを解説してくれています。
不要なモノを手放してミニマリストになる方法
人は生まれたときには、誰もが何も持たないミニマリスト。
だから、誰もがミニマリストに戻れます。
ミニマリストになるためには、モノを手放す作業ではなく、モノに対する執着を踏ん切るための時間が必要です。
「手放すこと=失うこと」という思い込みを捨てて、得られることに目を向けていく。
そうは言っても、これから手放そうとするモノってどうしても気になります。
それは存在しているモノ自体が目に見えるから。
一方、手放すことで得るものは目に見えないので意識しづらい。
しかし、手放すことによって得られる見えないものは失うものよりもはるかに大きいんです。
手放そうという気持ちを邪魔するのは、後で必要になったときどうしよう いつか手放したことを後悔する日が来るのではないか という不安です。
しかし、実際には手放して後悔したモノは何もありませんし、手放して良かったとしか言えません。
まずは、どうして手放せないのか、その理由を知りましょう。
手放せない理由が明確にわかるということが、不要なモノを手放していく第一歩。
その上で、手放す技術や習慣を身につければ、すぐにミニマリストになることができます。
手放せない理由を明確にする
不要なモノを手放すためには技術が必要です。
だから、最初は上手くいかなくて当然です。
最初は上手く手放せなくてもいいので、なぜ手放せないのか、その理由を明確にして、その理由についての対処法を考えることが大切なんです。
- 高かったから
- 得体のしれない罪悪感
- うまく使いこなせなかった自分が恥ずかしい
- もらった人に悪い気がする
- 思い出もなくなってしまうような気がする
- 所有することで自分の価値を表現するという見栄が捨てられないのか
- 単にめんどくさいのかetc
まずは手放せない理由を明らかにしてみましょう。
手放せないのではなく、手放すのが嫌で現状維持したいだけ
哲学者のスピノザは
人が不可能だと思っているときは、やりたくないと決めているときだ。
オランダの哲学者 バールーフ・デ・スピノザ 1632~1677
このように言っています。
捨てられない理由の中には、思い出が詰まったモノだから、大切な人にもらったモノだから、という理由ももちろんあります。
しかし、そのような理由の裏で、単に手放すのがめんどくかったり、手間がかかると思っていることもよくありますよね。
人は本能的に現状維持を好み、楽をしたがる傾向があります。
しかし、そのままモノを捨てずにいるという現状維持でいると、いずれ手に負えないほどたくさんのモノに囲まれてしまいます。
もし、モノを減らしたいと願ったなら、本能に打ち勝ち、その直感を信じて行動してみましょう。
手放すことは失うことではなく、得ることである
これまで説明してきたように、HSPにとって不要なモノを減らすことで、刺激を減らし、時間を作り、お金も貯めてラクに幸せに生きていくことができます。
しかし、どうしても物理的な面で、単にモノを失う、マイナスや損をする、という気分になってしまいますが、そんな気持ちと決別しましょう。
手放すことで得られることは想像以上です。
時間、スペース、掃除のしやすさ、キレイな部屋、自由、エネルギー、低刺激な生活、幸せ…。
手放すときには、失うモノのことばかり考えるのではなく、手放すことで得られるプラスの面に目を向けてみるのがいいですよ。
「いま」手放す
あの用事が済んだら手放そう、落ち着いたら「いつか」手放そう。
そんな風に考えていると、その「いつか」は永遠にきません。
落ち着いたり、時間ができたから手放せるのではなく、手放したから落ち着けたり、時間ができるのです。
だからこそ、「いま」手放しましょう。
「いま」手放せなければ、永遠に手放せません。
手放すことで全てが始まります。
手放して後悔するモノは1つもない
手放したい気持ちを邪魔するのは、あとでやっぱり必要になったらどうしよう、手放さなかったらよかったという日がくるのではという不安です。
しかし、手放してから、後悔したモノは基本的にありません。
一度、仕事で使わないだろうと思い、仕事の参考書を捨てた後、やはり使うことになったとき、絶版になっていましたが、使わずに持っている同僚に譲ってもらい解決しました。
この、あとでやっぱり必要になったらどうしよう、手放さなかったらよかったという日がくるのではという不安は誰にでもわいてくるものです。
しかし、捨ててみて私自身も感じていることですが、「手放して後悔するモノは一つもない」それどころか「手放してよかった」と手放した全てのモノに対して言えるんですよね。
まずは明らかなゴミから捨てる
まずは小さなこと、ハードルの低いことから始めましょう。
すこしずつ、小さな目標を達成していくんです。
イチローは「小さなことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただ一つの道」と言いました。
手放せたという達成感を少しずつ積み重ねましょう。
そのためには、まずは明らかなゴミから捨てる。
冷蔵庫の中身を点検し賞味期限が切れた危険な食べ物はないか、衣装ケースの中に破れた靴下はないか、直せる見込みのない壊れた家電が眠っていないかなど、誰にとっても明らかなゴミから捨ててみましょう。
片づけを習慣化する
片付けが出来ていないからといって、いますぐ危機的な状況になるわけではないので、危機意識をもって始めることが難しいんですよね。
そんなときは、習慣化させるしかありません。
毎日の歯磨きのように、毎日3分でも片付けを習慣化させれば、逆にやらない日の方が気持ち悪くなってきます。
人間の脳は、始めてから21日経っていない行動に拒否反応を示すようにできています。
早起きや片付け、勉強などのこれまでやってこなかったことをやろうとしたときに、尻込みしたり、気持ちが落ち着かなかったりするのは、脳が拒否反応を起こしているからです。
逆に21日間、根気強く同じ行動を繰り返せば、脳が習慣として受け入れてくれます。
21日間さえ耐えて苦労すれば、その後はラクに継続できるようになります。
まとめ:手放すことが全ての始まり
- 視覚的な刺激が減る
- 自分の時間が増える
- お金が貯まるようになる
結果、ラクに生きて幸せを感じることができる
HSP気質の私たちは、普段から非HSPの人とは段違いの刺激を受けています。
その上で、些細なことにも気がつくし、気がついたことに対して深く考えてしまう。
共感力も高くて、刺激に敏感。
対応策としては、刺激を受けたり些細なことに気がついてしまうようなモノを減らすことで、疲れを軽減できます。
しかも、モノが少ないと、少ないモノに対して感謝が生まれて幸せも感じることができる。
そして、お金も貯まり、自分時間も増える。
全HSPは、いますぐミニマリストになるべきです。
ミニマリズムは、ひとそれぞれ。
今から、不要なモノを手放していきましょう。
手放すことが全ての始まりです。
手放した先には、最高に幸せな今日が待っています。
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