どうも、モリモリです(@m_SideFIRE )
- HSS型HSPで今の仕事が苦痛…。
- すぐ飽きるし、仕事が続かない…。
- HSS型HSP気質の自分に向いている仕事、向いていない仕事を知りたい。
- HSS型HSPの強みを活かして、自分に合ったストレスの少ない仕事をしていきたい!
あなたのこんな悩みに答えます。
実はこの悩み、HSS型HSPの気質を知り、そこから合わない職業、合う職業を選んでいけば解決するんです。
なぜなら、HSS型HSPの長所と短所を理解することで、どんな仕事が合っているのか、どんな仕事が合わないのかがわかります。
私自身も強度のHSS型HSP気質をもっています。
これまで、スポーツインストラクターや営業職、工場勤務、デスクワークなどの仕事に就いてきました。
色々な仕事を経験してきたのは、HSS型HSPの「ある程度慣れたら興味がなくなって、次の興味のある分野に飛び移りたくなる」という気質に突き動かされてきたからです。
この記事では、私の経験も交えてHSS型HSP気質の私たちの適職を紹介していきます。
この記事では、HSS型HSP気質をもつあなたには、どんな仕事が向いているのか、その選び方を紹介します。
この記事を読めば、今のストレスフルな仕事から、ストレスの少ない快適で自分の能力を存分に発揮できる仕事へと変えていくことが出来ます。
最初に結論を言います。
- HSS型HSPに向いている仕事
-
- ルート営業ではない営業職
- スポーツインストラクター
- 研究者
- フリーランス
- Webデザイナー
- Webライター
- 動画編集者
- プログラマー
- HSS型HSPに向いていない仕事
-
- 事務や経理
- ルート営業
- 接客業
- オペレーター全般
- 公務員
です。
※もちろんすべて無料で変な勧誘とか一切なし
転職エージェント
- リクルートエージェント (保有求人、転職成約実績、国内№1の転職エージェント)
- doda (転職サイトと転職エージェント両方の要素を備えた業界最大手の転職エージェント)
- JACリクルートメント (30~40代で転職が気になる人が、最初に相談すべきエージェント)
- マイナビエージェント (20代・大企業への転職に強い大手優良エージェント)
- JAIC (フリーター、第2新卒向け転職エージェント)
転職サイト
それでは詳しく見ていきましょう。
HSS型HSPの性格や強み
HSS型HSPは、刺激追求型HSPと呼ばれます。
HSS型HSPのHSS(High Sensation Seeking)は、「自分にとって興味があることを探す人」という意味です。
HSSの部分は、新しい場所、新しい情報、新し考え方、新しい生活、これまでに見たこともないもの、これらを追い続ける性質のことで、アメリカのマーヴィン・ズッカーマンの研究から確率されました。
HSPやHSS型HSP気質については、下の記事で詳しく説明しています。
診断テストもあるので、こちらの記事も参考にして下さい。
繊細なのに刺激を求める
HSS型HSPは、刺激を求めるのが特徴ですが、それと同時にHSP気質がもつ刺激に敏感で疲れやすいという特性も併せ持っています。
そのため、よくブレーキとアクセルを両方踏んでいるような感じと表現されるんです。
疲れるとわかっているのに外出したくなって、案の定外出先で人混みだったり、様々な情報から刺激を受けて疲れてしまい、帰宅するとグッタリ…。
こんなことが日常茶飯事。
疲れやすいとわかっているのに目一杯楽しもうとして、家に帰ると静かに引きこもりたくなります…。
外出中は、移動中の周りの人たち、立ち寄ったお店の他の客や店員さんなどの気持ちや何を考えているのかを常に想像して共感します。
また、看板などの周囲からの情報に対しても常にアンテナを張り巡らせてしまい、気が休まる暇がありません。
熱しやすく冷めやすい
HSS型HSP気質の特徴の一つとして、熱しやすく冷めやすいという点があげられます。
興味をもった新しい分野に飛び込み、どっぷりとハマり、あらゆる情報をどんどん吸収していくつかの課題を達成する。
ところが、何ヵ月か何年かすると、急に興味が薄れだし、また別のワクワクする分野に飛び移る。
そして、また同じパターンを繰り返す。
何か興味をもったことに魅了されて、そこへ飛び込み、そこでスキルを習得したかと思えば興味を失ってしまうという気質は、私たちを不安にさせます。
- さまざまな分野を行き来するのが個性なのだとしたら、何かに向かって真っすぐ進んでいる周りと比べて、自分は成功するのだろうか
- 別の分野に移る際の後ろめたさ、恥ずかしさ
- 別の分野に移るたびに初心者に戻る不安
- どの分野でも一流になれないという不安
- 職業について聞かれることが怖い
- 何かに打ち込んで、最後までやり通すことができない自分はおかしいのではないか…
こんな不安が湧き出てきます。
私も小さいころから、勉強でもゲームでも、ある一定のレベルに達すると飽きてしまいました。
仕事でも、色々な情報を吸収して上達していく過程は楽しめるのですが、「これ以上やっても、ほとんど繰り返しだな」と思った時から、他のことがやりたくなるんです。
HSS型HSPの強みとは、いくつもの分野を経験し、その経験を融合させること
世間の常識からすると、専門分野を持つことが成功への唯一の道とされ、一つのことを極める職人のようになることが正しいとされています。
しかし、HSS型HSP気質をもつ私たちは、真っすぐ進んだかと思えば、右や左にもそれながら進んでいきます。
すぐに興味が移って色んなことがやりたくなるので、全く関係のない分野にも詳しくなります。
- 今までに経験した分野で得たアイデアを統合できる
- その結果、独創的な発想が生まれる
- いまの職場で活用できる視点をいくつも持っている学習速度が速い
- 初心者に戻っても過去に初心者の期間を克服した経験があるから、一から学び直すことに対する抵抗が少ない興味をもった分野には熱心に取り組める
HSS型HSPは、こんな強みを持っています。
HSS型HSPが仕事が続かない理由
HSP気質をもつ私たちは、とても繊細なので不安を感じやすいのです。
その中でも、HSS型HSP気質は、不安を感じると、刺激を追求したい気持ちも重なって、その不安を払拭するために行動を起こします。
そのため、不安を感じる度に焦りに追われてしまい、何かしなくちゃと頑張って行動し、その結果疲れて燃え尽きます。
全力で努力していないと、余計なことを考えて不安が押し寄せてきます。
しかし、120%の状態での頑張りは長続きしないので途中でやめることになる。
何もしていないと不安におそわれる。
興味があることに没頭している間は、余計なことも考えず、とにかく集中しています。
だから不安も忘れることができるんです。
この不安を忘れていられる時間を求めてやりたいこと、興味が沸くことを見つけたら、それに没頭していく。
以下繰り返し
そして、何かを達成しても、その達成感を喜ぶのも束の間、すぐに次の不安が沸いてきます。
もっとやらなくちゃと、また不安の渦中で頑張ることになってしまうんです。
HSS型HSPは、やりたい仕事を自分を変身させた先にあるモノ、今の自分を変えないと手に入らないモノととらえます。
没頭した末に手に入る、理想の自分になることで手に入るのがやりたいことだと考えます。
これがHSS型HSP気質の私たちが仕事が長続きしない理由です。
私も、何かに熱中しているときは、不安なことも忘れることができます。
HSS型HSPの仕事探しのコツ
HSS型HSP気質の私たちは、一人で仕事をしつつ、適度なコミュニケーションが取れる仕事が最適です。
一人で出来る仕事でありながら、適度に人と関われる仕事なら、周囲との関係で必要以上に疲れることがないし、適度なコミュニケーションを取ることで社会との関りを最低限もつことができます。
一人が心地よすぎるから、多少は社会との接点をもたないと、どんどん引きこもってしまうんですよね。
環境の変化がある職種を選ぶ
HSS型HSP気質の持つ刺激を求める特性を満たすために、変化と多様性が仕事選びのキーワードになってきます。
多様性が大事です。
単純な作業を繰り返す仕事だとすぐに辞めたくなります。
あと、デスクワークなどの景色に変化がない仕事も要注意です。
いつも同じ場所で同じ仕事をするのは、短時間のアルバイトなら可能です。
でもフルタイムの正社員となると、この生活がずっと続くんだろうか…。
こんな風に思うだけで耐えられなくなってしまいます。
人と関わらない仕事
HSS型HSPは、HSP気質の敏感さも持っていて疲れやすいため、一人の時間が必要です。
一人で完結できるような仕事や、移動などで一人の時間を確保しなければもちません。
疲れを癒す時間が持てる仕事じゃなければ、ストレスが溜まってしまいます。
周りに人がいるようなオフィスだと、周囲の人の気持ちが自分の中に流れ込んでくるため、気持ちが休まらないし、自分の考えに集中できません。
最低でも、移動などの一人の時間を確保できる仕事を選びましょう。
私の場合、車での移動も常に誰かと一緒、仕事場も常に誰か他の人がいる環境が苦痛でした。
たまに休憩で近くのコンビニまで一人で行くときや、他の部署に用事で行くときが唯一一人になれる時間です。
こんな環境では、HSS型HSP気質の場合は耐えられません。
自分に正直に生きるには
HSS型HSP気質は、刺激を追求するのが特徴の一つですが、刺激の対象が人以外であることが多いんです。
例えば、新しい情報や経験を求めたり、新しい新鮮な気持ちになれる場所に住む、新しいスキルを身につけるといった例が考えられます。
その一方、苦しいときにはお互い助け合えるような、人間関係も大事です。
充実した人間関係が、常に他者からの評価に怯えたり、自分の市場価値を高めるために追い詰められたりしない、安らぎと温かさを与えてくれます。
それは本当の豊かさと言えます。
私の場合、周りの評価を気にせず生きると割り切ってから、少しずつ楽に生きることができるようになってきました。
自分のやりたいことを隠して「普通はこうあるべき」とか「こうしなくちゃいけない」といった周りの意見を取り入れて生きていくと、どんどん自分らしさを失ってしまいます。
強みと弱みのバランス
HSS型HSPの強みは、繊細さと行動力を兼ね備えている点です。
細かい点にも気がつきながら、興味をもったことには果敢に挑戦できます。
しかし、飽きっぽさがあるのでモチベーションを継続することが難しいという弱点もあります。
進歩や成長を感じることが出来るというのが、モチベーションの維持に繋がります。
そして、自律して働くことも大切です。
労働時間や作業ペース、決定権を自分で握る。
- HSS型HSPは、急かされたり、裁量権が少ないと自分の力を発揮できません。
- HSS型HSPは、自分で考えて行動できるので、言われたことをただやるだけのような仕事だとすぐに飽きてしまいます。
- ある程度の裁量権をもって、自分のペースでスケジュールなどを管理できる仕事なら、強みを発揮できます。
どんな仕事で活躍できるのか、どんな仕事ならストレスなく続けることが出来るのか。
大切なのは、無理に向いていない仕事に就かないということです。
短所を克服するより長所を伸ばしていきましょう。
在宅ワーク
HSS型HSP気質にとって、人との関りや満員電車などの通勤をしなくても良い在宅ワークは、ストレスが大幅に減るため向いています。
HSS型は、HSP気質も併せ持つため、人間関係で疲れてしまうんです。
在宅ワークなら、人間関係や通勤ストレスが減り、通勤時間がなくなることで、自分の時間が圧倒的に増えます。
普段一人の時間で刺激が少ない分は、休みの日に出掛けることで十分に補うことができ、バランス的にも問題ないでしょう。
特にオススメは、田舎でのリモートワークです。
田舎の自然に癒されながら、休日は気が向けば街に出掛ける。
今の時代なら、Amazonや楽天などのネット通報で買い物にも困りません。
また、YouTubeやネットフリックスなどの動画配信サービスで、田舎でも自宅にいながら動画を視聴することができるので、特に困ることはありません。
その上、家賃は安いし、自然も豊か。
もし、徒歩と自転車と公共交通機関でOKという強者なら車も不要です。
HSS型HSPに向いている仕事
- ルート営業ではない営業職
- スポーツインストラクター
- 研究者
- フリーランス
- Webデザイナー
- Webライター
- 動画編集者
- プログラマー
HSS型HSP気質のあなたには、
- 知的な刺激を得られる
- 内部に向けた仕事じゃない
- 変化がある
- ストレスが少ない
- ノルマがない
- その日暮らし~継続した仕事は、休みの日まで仕事のことで疲れてしまう
- 仕事とプライベートが分かれている
こんな仕事が向いています。
それでは順番に見ていきましょう。
ルート営業ではない営業職
ルート営業ではない営業職は、今日どこに行くか、自分で決めることが出来て、さらに移動中は自分一人。
これなら、HSS型HSP気質のあなたにとって苦ではありません。
逆にルート営業では飽きてしまいます。
私も、このような営業を2年やっていました。
自分で行き先を決めることが出来るし、途中で休憩するのも自由。
食事も空いた時間で自由に食べていいし、営業先での会話も特に苦ではありませんでした。
むしろ、初めて行く営業先では、刺激が満たされるくらいでした。
ノルマがキツく、あまりにも忙しいブラック企業だったので退職しましたが…。
たまに遠出したり、自分一人の時間とか、新しい場所に行けるのがピッタリです。
ノルマがキツくなかったり、営業成績がうまく上がり、プレッシャーがなくなれば適職です。
コンサルタント
HSS型HSPの情報を収集して分析する能力を活かすことができるのがコンサルタントの仕事です。
企業のビジネスについて、改善や立ち上げについてアドバイスをするのがビジネスコンサルタント。
数ヵ月単位でのプロジェクトをこなし、一つが終われば長期休暇を取ってリフレッシュ。
また、次の案件にとりかかる。
こんな感じで、毎回違った新しい経験を積むことができるので飽きやすいHSS型HSPでも続けやすいんです。
ただ、人間関係が複雑だったりするので、肉体的、精神的にもハードワークになりがちです。
つい頑張りすぎるHSS型HSPは、無理はしないようにしましょう。
スポーツインストラクター
スポーツインストラクターもHSS型HSPの適職の一つです。
HSP気質をフルに活用し、相手の体調や要望を的確に把握。
相手に応じて、わかり易く説明したり、相手に応じたプログラムを組んだりできます。
そうした創造性を発揮できる上、相手から感謝されるとなると、とても嬉しくやりがいを感じる仕事です。
色んな方の対応をするので、飽きにくい点も魅力。
私も実は学生時代には、とあるスポーツでママさんチームのコーチや、市の体育館で指導員の経験があります。
試行錯誤の末、相手の悩みの解決法をわかり易く、丁寧に教えることで喜んでもらえた経験があります。
研究者
興味をもったことに対して、とことん研究して突き詰めていくのは、HSS型HSP気質の一番得意な点です。
人との関りが少ないので、対人関係のストレスが少ないのも働きやすい点です。
ただ、いつも同じ場所で同じ研究だと飽きてしまうため、研究対象が変わっていったり、研究のために外にも出かけるような環境が求められます。
フリーランス
刺激を求める上、収入や肩書にこだわらないHSS型気質には、フリーランスは最適解の一つです。
フリーランスで自分の理想の生活を追い求めていきましょう。
成功すれば、嫌な仕事はしなくていいし、嫌な人とも関わらなくていい自由な生き方が魅力です。
また、ネットビジネスなら、住む場所もどんどん変えていけるし、刺激を求めるHSS型HSPにはうってつけです。
私の場合、ネットビジネスの他には、軽四配送なんかも興味があります。
車の中は自分一人だし、車の運転が嫌いじゃないからです。
エンジニア
常に新しいアップデートが要求されるため、HSS型HSPでもマンネリせず、その変化を楽しむことができます。
興味さえあれば、情報を調べて分析するのが好きなHSS型HSPには、とても向いている仕事です。
基本的に人との関りが少ないのも嬉しい点。
IT人材は不足しているので、給料も高い傾向があります。
転職回数が多くなりがちなHSS型HSPでも、転職回数を気にしない外資系企業への転職で収入アップが見込めます。
事業創造・企画職
HSS型HSPの創造性を活かすことができる仕事。
0→1を得意とする方なら、根本的な合理化や改善点を見つけるのが得意なHSS型HSPにはうってつけ。
新規事業の場合、前進している感覚から満足感も得ることができます。
新しいことをやるって、ワクワクしてきますよね。
Webデザイナー
Webデザイナーは、創造性が豊かで芸術のセンスもあるHSS型HSPの才能を発揮できる仕事の一つです。
毎回、仕事内容が変わるため、飽きることもありませんし、在宅で出来るなら、対人関係のストレスも減らすことが出来ます。
納期に対してプレッシャーがかかり、無理をしてしまうことのないようにコントロール出来れば、適正を見出せる可能性は高い職業です。
Webライター
WebライターもHSS型HSPのセンスを発揮できる仕事の一つ。
これも毎回記事の内容が異なるため飽きることがありませんし、ライティングのために記事の内容について調べることで知的好奇心を満たすことが出来ます。
在宅で出来るため、対人関係のストレスも少なく、落ち着いて仕事が出来ます。
納期までマルチタスクにならないように管理することも大切。
マルチタスクはHSPの大敵です。
動画編集者
動画編集者も、HSS型HSP気質の才能を活かすことが出来ます。
自宅で、受注した動画を観やすく、わかり易く、センスのある動画に仕上げる楽しみがあります。
動画編集の技術を磨く過程も楽しむことが出来る上、毎回違う動画を編集するため飽きにくいのも利点。
また、最近では動画編集の技術者は重宝されるので稼ぎやすいのも魅力です。
プログラマー
プログラミングスキルを学び、知らない知識をどんどん吸収する必要があるため、プログラマーはHSS型HSPに向いている職業です。
刺激を求めると同時に、繊細さを活かして細かい修正にも気がつくHSS型HSPの気質は、プログラミングに有利です。
HSS型HSPなら、集中力と想像力があり、プログラミングを通して物事の効率化に意欲的に取り組むことが出来ます。
※もちろんすべて無料で変な勧誘とか一切なし
転職エージェント
- リクルートエージェント (保有求人、転職成約実績、国内№1の転職エージェント)
- doda (転職サイトと転職エージェント両方の要素を備えた業界最大手の転職エージェント)
- JACリクルートメント (30~40代で転職が気になる人が、最初に相談すべきエージェント)
- マイナビエージェント (20代・大企業への転職に強い大手優良エージェント)
- JAIC (フリーター、第2新卒向け転職エージェント)
転職サイト
HSS型HSPに向かない仕事
逆に、HSS型HSPに向いていない仕事は、
- 事務や経理
- ルート営業
- 接客業
- オペレーター全般
- 公務員
具体的には、
- ライン作業のような変化のない仕事
- 古い考えの会社
- 上下関係が厳しすぎる会社
- 体育会系
が挙げられます。
それでは詳しく見ていきましょう。
事務や経理
事務や経理は、刺激を求めるHSS型HSPには退屈になってしまいます。
最初は、仕事を覚える過程を楽しむことが出来ますが、ある程度仕事を覚えてしまうと、毎月ほぼ同じ作業で、しかも景色の変わらない部屋の中。
これでは、次第に耐えられなくなってしまいます。
私もデスクワークをしたことがありますが、仕事をある程度覚えた後は、退屈になってしまい、単純な集計作業などは、全く興味をもつことができませんでした。
そのため、トイレに行ったり、たまに外に出ることだけが楽しみで、日々の業務は苦痛でした。
ルート営業
ルート営業も、HSS型HSPにとっては退屈です。
ルートとお客さんを覚え、何回か回っているうちに飽きてしまい、ルート以外の道を通りたくなってしまいます。
そして、檻に入れられているような不自由さを感じることに。
ルート営業で、しかも以前からの固定客の場合、ノルマもほとんどありませんが、それでも生きがいを感じることはできない仕事です。
公務員
公務員の場合、将来の不安を取り除き、安心や安定を得ることは出来ますが、その代償として自由を奪われます。
安心や安定と引き換えに、社会のシステムに組み込まれ、創造性のない前例踏襲の仕事、上司の引き立て役、報告のための仕事といった全く興味もやりがいも感じられない仕事を続ける状況に陥ります。
残業や休日出勤がほぼなく、人間関係も良好ならまだしも、ブラックな激務の部署や、人間関係が最悪の部署になってしまった場合、確実に辞めたくなります。
接客業
不特定多数の人と接する接客業は、HSP気質にとっては相性は最悪です。
人と接すること自体は嫌いではないのですが、どうしても相手の気持ちが流れ込んできてしまうため、仕事が終わると疲れ果ててしまいます。
仕事中、休憩時間くらいしか一人の時間が持てないとなると、どうしても長続きさせることは無理になってきます。
オペレーター全般
オペレーターも、同じ場所に座って不特定多数の人と接するという点で向いていません。
景色の変わらない部屋で、しかも色々な相手と接するうちに、相手の気持ちを感じ取り過ぎてしまい、自分がわからなくなって疲れてしまいます。
すぐに仕事に行くのが嫌になるのは確実です。
HSS型HSPが仕事を続けるコツ
HSS型HSP気質が仕事を続けるためのコツとしては、
適度に休むこと、自己肯定感を高めて自分を認めること
このふたつが大切です。
仕事を覚えるのが速く、仕事が出来て、相手に流されやすいHSS型HSPには仕事が集中しやすい傾向があります。
そのため、適度に休みを取り、休日には一人の時間でゆっくり心身を回復させたり、出掛けて刺激を満たす生活が必須。
さらには、自分のことをわかってもらえず、自己肯定感が下がり気味なため、自己肯定感を上げることも仕事を長続きさせるためには必要です。
それでは、最後にマルチポテンシャライト(多くの潜在能力を持つ人)であるHSS型HSPにとっての働き方の例を見ていきましょう。
一つの多面的な仕事に就き、その中でいくつもの分野を行き来する
これは、グループハグ・アプローチ(まとめて抱きしめる)とも呼ばれ、一つの多面的な仕事やビジネスに携わることで、職場の中で多くの役割を担い、いくつもの分野を行き来できることです。さまざまな能力を求められる、多面的な仕事が好きな人に向いています。
部屋にこもったり、調べ物をしたり、ぶっ通しで考えたり、同僚と議論できるけど、外へ出ていって他の場所へも行ける、そしてたくさんの分野を探求できる働き方も魅力です。
パートやアルバイトを掛け持ちし、その間を飛び回る
これは、スラッシュアプローチ(肩書きの複数の職業の間に/が入るから)と呼ばれ、パートタイムの仕事やビジネスをいくつか掛け持ちし、その間を日常的に飛び回ることです。
全く違うテーマを頻繁に行き来したり、専門的だったり、ニッチなテーマに魅力を感じるあなたにピッタリです。
私も独身だったら、このように安定よりも自由で融通が利く働き方を優先していたでしょう。
安定したほどよい仕事をしながら、情熱を注げるやりたいことを他に持つ
これは、アインシュタイン・アプローチ(アルベルト・アインシュタインはスイスの特許庁でゆるく働き、仕事の後に研究を行った)と呼ばれる、生活を支えるのに十分な収入を生み出し、他の情熱を追求する時間とエネルギーを残してくれるフルタイムの仕事かビジネスに携わることです。
仕事は楽しくあってほしいけど、人生で一番大切なことでなくて構わないというあなた向けです。
今の私も、まずは安定を重視した上で仕事量を調整し、趣味の時間をたっぷり取って人生を楽しみたいと考えています。
数ヵ月、数年ごとに業界を移り、興味を掘り下げていく
これは、フェニックス・アプローチ(命が尽きても蘇る不死鳥(フェニックスから))と呼ばれる、ある業界で数ヵ月、もしくは数年働いた後、方向転換して、新たな業界で新たなキャリアをスタートさせるという働き方です。
1日がそれほど多様性に満ちていなくても、幸せだが、数ヵ月か数年すると新しい分野に移りたくて仕方なくなるあなた向けです。
私も20代の頃は、全く違う分野の仕事に移りたくなり、実際に転職をしていました。
もう一度初心者からやり直しても構わないなら、この生き方も刺激があって面白いですよね。
ここにあげた4つの働き方の詳細は、こちらのマルチポテンシャライトについて書かれた本に詳細が乗っています。
こちらの本には、HSS型HSP気質のあなたがやりたいことを探すヒントが書かれています。
まとめ:自分に合った仕事でラクに生きよう
刺激を追求すると同時に内向的な気質をもつHSS型HSP気質のあなたには、最適な仕事があります。
それを知らずに世間の常識や周りの意見に流されて仕事を選んでしまうと、本来の自分の良さを見失って苦しい生活を送ることになってしまいます。
自分に合っていない場所で働いていると、確実に徐々に弱ってしまいます。
自分の気質をきちんと把握して、無理のないラクな人生を歩んでみませんか?
下の記事では、お勧めの転職サイトや転職エージェントを紹介しています。
もちろんどれも無料です。
また、繊細で敏感な気質から退職が切り出せない場合、オススメの退職代行サービスも載せていますので、興味があればぜひ読んでみて下さい。
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